
この記事でわかること
- MetaMask(メタマスク)とは?
- MetaMask(メタマスク)7つのメリット
- MetaMask(メタマスク)のデメリット
- 【パソコン版】MetaMask(メタマスク)の作成方法
- 【スマホ版】MetaMask(メタマスク)の作成方法
- MetaMask(メタマスク)の入金方法
- MetaMask(メタマスク)の出金方法
MetaMask(メタマスク)とは?
メタマスクとは、イーサリアムをベースに発行された仮想通貨(暗号資産)専用のウォレットです。
ウォレットとは、英語で財布という意味で、仮想通貨やNFTを保管するためにはパソコンやスマホにウォレットを作成する必要があります。
メタマスクは無料で使えますし、インターネット上にある仮想通貨で決済するいろいろなお店でも使用できるので、NFTやブロックチェーンゲームを始める方にはぴったりのウォレットです。
MetaMask(メタマスク)7つのメリット
無料で使えて利用者が多い
メタマスクは無料で使えて、とても多くの方に愛用されています。仮想通貨のソフトウェア企業のConsenSysによると、2022年1月の月間利用者は3,000万人を超えたと発表しています。
利用者が多いということは、それだけgoogleの記事にもされているので、困ったときに調べやすいですよね。
仮想通貨をまとめて管理できる
イーサリアムベースの仮想通貨であれば、いろんな種類をまとめて保管することができます。
一目見て何がどれだけ入っているか見やすいのも便利ですよね。
NFTも保管できる
メタマスクでは、仮想通貨だけではなく、NFTも保管できます。
ワンクリックで画面を切り替えれて、NFTの一覧が見れるのもメリットです。
複数のアカウントが作れる
メタマスクは、複数のアカウントが作れます。用途に応じて使い分けることができるので便利です。
買い物用、ゲーム用、ギブアウェイ(無料提供品)用など、セキュリティのことを考えて使い分けるのがいいと思いますよ。
専門用語を解説
- ギブアウェイとは・・・企業やインフルエンサーたちが無料で仮想通貨やNFTなどを提供して、知名度UPやフォロワー増、販売促進などを行うことを言います。
手数料を自分で設定できる
メタマスクでは、送金するときなどの手数料(ガス代)を自由に設定することができます。
イーサリアムのブロックチェーンでは、時間あたりに処理できる取引の件数が決まっています。その件数を超えた場合は、手数料(ガス代)を多く支払った順に処理されていく仕組みになっているんです。
ですので、混雑している時に早く取引を承認させたい場合は、手数料(ガス代)をより多く支払えば早く処理できます。逆に少なく設定すると時間がかかることになります。
専門用語を解説
- ガス代とは・・・取引を実行するための手数料のこと。時間帯や混雑具合によって高くなったり、安くなったりします。
違う仮想通貨に交換することができる
メタマスクでは、スワップと言って仮想通貨を、違う種類の仮想通貨に交換する機能もついています。
違う種類にするには、取引所で交換するのが通常ですが、メタマスクでもスワップできるのでとても便利ですよね。
専門用語を解説
- スワップとは・・・異なる仮想通貨を交換する取引のことをいいます。たとえば、ETH(イーサリアム)を同じ価値の分だけMATIC(ポリゴン)に交換するなど。
マーケットプレイスの利用やブロックチェーンゲームができる
NFTマーケットプレイスや様々なブロックチェーンゲームを利用するためには、決済に必要なウォレットを接続する必要があります。
メタマスクが利用できるDeFi(分散型金融)やマーケットプレイス、ゲームなどは全てをあわせると17,000種類を超えます。
専門用語を解説
- DeFiとは・・・分散型金融と言って、中央管理者のいない金融サービスのこと。ユーザー同士が直接取り引きできる。
MetaMask(メタマスク)のデメリット
メタマスクでは、保管できる仮想通貨と保管できない仮想通貨があります。主な仮想通貨をあげてみますね。
保管できる仮想通貨 | 保管できない仮想通貨 |
---|---|
BNB(バイナンスコイン) | BTC(ビットコイン) |
AVAX(アバランチ) | SOL(ソラナ) |
MATIC(ポリゴン) | XRP(リップル) |
イーサリアムをベースに作られた仮想通貨しか保管できませんので、BTC(ビットコイン)などは保管できません。
ですが、多くのNFTマーケットプレイスや、ブロックチェーンゲームなどはイーサリアムチェーンなので、BTC(ビットコイン)はほとんど使いません。
SOL(ソラナ)は今後使うことがあると思いますので、時間がある時にでもSOL(ソラナ)専用のウォレットは作っておいてもいいかもしれませんね。
【パソコン版】MetaMask(メタマスク)の作成方法
まずはこの動画でかるく流れを見てみましょう。
【パソコン版】作成手順
- STEP❶:MetaMaskをダウンロードする
- STEP❷:ウォレットの作成を始める
- STEP❸:シークレットリカバリーフレーズを保管する

流れがつかめたら、さっそくパソコンにMetaMask(メタマスク)を作成していきましょう。
STEP❶:MetaMaskをダウンロードする
まずは、こちらの「MetaMask(メタマスク)公式サイト」にアクセスして、「Download for」をクリックします。

次に「Cromeに追加」をクリックしてください。

すると、下記の画面になるので「拡張機能を追加」をクリック。

STEP❷:ウォレットの作成を始める
「利用規約にチェック」を入れて、「新規ウォレットを作成」をクリックします。

MetaMaskが品質向上へのためにユーザーの利用状況を収集する内容の画面がでてきますので、問題なければ「同意する」をクリックします。別に同意しなくても次には進めますよ。

次に最低8文字以上のパスワードを設定して、「私はMetaMaskがこのパスワードを復元できないことを理解しています。」にチェックを入れて、「新規ウォレットを作成」をクリックします。
ここで設定したパスワードは必ず紙に控えておいて保管しましょう。

STEP❸:シークレットリカバリーフレーズを保管する
次にシークレットリカバリーフレーズについてのビデオがでてきますので、必ず見て理解しておいてください。
シークレットリカバリーフレーズとは、インターネット上のあなたの金庫のカギのようなイメージです。
そのカギを忘れたら二度と復元できなくなりますし、誰かに教えたりするとウォレットの中身を盗まれてしまいますので、紙に書いて厳重に保管しておきましょう。
確認したら、「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリックします。

次に「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリック。

12個の単語がシークレットリカバリーフレーズです。必ず紙に記入して、厳重に保管してください。
保管し終わったら、「次へ」をクリックします。

次に、空白になっている箇所があるので、その番号のシークレットリカバリーフレーズを入力していきます。
入力が終わったら「確認」をクリック。

おめでとうございます!ウォレットが作成されました。
おつかれさまでした!

【スマホ版】MetaMask(メタマスク)の作成方法
まずは動画でかるく流れを見てみましょう。
【スマホ版】作成手順
- STEP❶:アプリをインストールする
- STEP❷:ウォレットの作成を始める
- STEP❸:秘密のリカバリーフレーズを保管する

流れがつかめたら、さっそくスマホにMetaMask(メタマスク)を作成していきましょう。
STEP❶:アプリをインストールする
はじめに、「App Store」で「メタマスク」と検索してください。
下の画像は「開く」になっていますが、初めての場合は「入手」となっていますので、そこをタップしてください。

「開始」をタップします。

STEP❷:ウォレットの作成を始める
「新規ウォレットを作成」をタップ。

次に「lagree」もしくは、「同意します」のどちらかの表記になっているので、それをタップ。

利用規約の画面になるので、一番下までスクロールします。

一番下までスクロールしたら、「チェック」を入れて、「Accept」もしくは「受け入れる」をタップします。

8文字以上のパスワードを入力してください。入力後、「MetaMaskがこのパスワードを復元できないことを理解しています」にチェック入れて「パスワードを作成」をタップ。
ここで決めたパスワードは保管していてください。

STEP❸:秘密のリカバリーフレーズを保管する
秘密のリカバリーフレーズとは、インターネット上のあなたの金庫のカギのようなイメージです。
そのカギを忘れたら二度と復元できなくなりますし、誰かに教えたりするとウォレットの中身を盗まれてしまいますので、紙に書いて厳重に保管しておきましょう。
下の画面に秘密のリカバリーフレーズの解説動画がでますので、確認してください。動画を見終わったら「開始」をタップします。

もう一度、「開始」をタップしてください。

先ほど決めたパスワードを入力して、「確認」をタップ。

この画面になるので、「表示」をタップします。

12個の単語が秘密のリカバリーフレーズです。紙に書いて厳重に保管しておいてください。
保管が終わったら「続行」をタップしてください。

先ほど記録した秘密のリカバリーフレーズを順番にタップしていきます。

並べ終わったら「バックアップの完了」をタップします。

おめでとうございます!ウォレットの完成です。
おつかれさまでした!

取引所に口座を開設する
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MetaMask(メタマスク)の使い方【入金方法と送金方法】
まずは、取引所で仮想通貨を購入しないといけません。まだ購入していない人は、
こちらの「取引所でETH(イーサリアム)を購入する手順」をご覧ください。
入金方法
BitTrade(ビットトレード)から、メタマスクにETH(イーサリアム)を送ります。
はじめに、BitTrade(ビットトレード)にログインして、「資産管理」をクリックします。

次に「出金」をクリックしてください。

そして、「出金したい通貨を選択してください」の箇所を「ETH イーサリアム」に変更して、「アドレスを追加する」をクリック。

「新規登録」をクリック。

次にメタマスクを開いて、アドレスをクリックしてください。
クリックすると「クリップボードにコピー」とでますので、コピーされました。

コピーしたアドレスを貼り付けます。その他の項目もすべて入力してください。

アドレスの追加手順(上)
- 今後使うときにわかりやすい名前を決めてください。メタマスクでいいと思います。
- 先ほどコピーしたメタマスクのアドレスを貼り付けます。
- 「お客様本人」にチェックします。
- ローマ字で自分の名前を入力します。
下に続きます。

アドレスの追加手順(下)
- 「プライベートウォレットなど」にチェックします。
- 「その他」「NFTの購入」にします。
- チェックを入れます。
- チェックを入れます。
- 「追加する」をクリックします。
すると、ステータスが「審査中」になるので数時間待ちます。3~4時間もすれば「審査通過」になりますので、審査が通ったら「戻る」をクリックします。

「出金先アドレス」の空白の部分をクリックして、先ほど登録したメタマスクのアドレスを選択します。

「出金数量」に、最低金額の0.01ETH(手数料除く)以上の数量を入力して、「送付依頼人の情報」にチェックを入れて、「出金内容を確認する」をクリックします。

すると、セキュリティ認証画面になるので、コードを入力して確認をクリック。

セキュリティ認証
- 「コードを入手」をクリックします。
- ショートメールで届いた認証コードを入力します。
- 「コードを入手」をクリック。
- 登録しているメールアドレス宛に届いた認証コードを入力。
- スマホの「Google Authenticator」のアプリを起動してコードを入力します。
- 「確認」をクリックしてください。
この画面が出たら手続きが完了です。審査がとおればメタマスクに送金されます。
早ければ2~3分で完了しますよ。

ステータスが完了になりました。

これで、メタマスクに届きました。おつかれさまでした!

送金方法
今回は、メタマスクから取引所のBitTrade(ビットトレード)に、ETH(イーサリアム)を送金する手順をお伝えしますね。
まずは、BitTrade(ビットトレード)にログインして、「資産管理」をクリックしてください。

次に「入金」をクリックして、「入金したい通貨を選択してください」の項目を「ETH イーサリアム」に選択してください。

そして、「コピー」をクリック。

次に、メタマスクを開いてから「送金」をクリックします。送金先にビットトレードからコピーしたアドレスを貼り付けます。

送る金額を決めたら、「次へ」をクリックします。

「キツネの顔マークの(市場)」と書かれている箇所をクリックすると、手数料(ガス代)を自分で決めることができます。
手数料(ガス代)を決めたら、「確認」をクリックしてください。(とくに何もないときはガス代はそのままで結構です)

手数料(ガス代)を決める
- カメは、手数料(ガス代)は安いが、時間がかかる。
- キツネは、手数料(ガス代)は普通で、時間も普通です。
- ゴリラは、手数料(ガス代)は高いが、時間が早い。
- 高度な設定は、自分で細かく設定できます。(もっと高くするなど)
「送金」と表示されたら、送金完了です。おつかれさまでした!

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- MetaMask(メタマスク)のアカウントを増やす方法